【Office365のサポート】メールが送れない (解決の方向性のようです)
最終更新日: 2018/08/25 5:43pm
こんにちは。経理の小高です。
今日も暑いです。
今朝、お客様のOffice365のサービス正常性をチェックしたところ、一部のお客様で「Exchange Onlineでメールが送れない」というインシデントが発生していました。
下は、(昨年KOEDO E-PROで認定いただいた)オクトパスが保持している、お客様のOffice365の「サービス正常性」画面のコピーです。オクトパスはすべてのお客様についてサービス状態をモニターしています。
図1:インシデントが発生していたときのサービス正常性の画面スナップ
朝(6:00 JST)の段階では
Mail for affected users will fail to send and instead be re-routed from the Outbox folder to the Sent Items or Drafts folder.
という現象が報告されていてちょっと焦りました。
「メールの送信が失敗して送信済みか下書きに行ってしまう」なんて怖すぎです。メールが送れなかったことに気が付かないじゃないか、ということですよ。
Office365の管理を委託いただいているお客様のサービス正常性は、オクトパスで一気に見ることができるようにしてあります。これを毎日見ていて、お客様のサービス状態は「導入時期が近ければ似ている」と思っていました。
Office365の物理的なプラットフォーム(データセンター、サーバー)は超巨大ですが、導入時期が似ていれば、場所が近そうということです。
あるインシデントが1つのお客様で発生すると、導入時期が近いお客様で同じインシデントが発生する傾向があります。
今朝のインシデントは半数弱のお客様で上がっていたのですが、これまでの感覚と違って導入時期には関係ありませんでした。
とにかく、インシデントの内容がおっかないので、営業(=社長)に連絡して、インシデントの上がっているお客様に連絡をして「社長宛にメールを送っていただく」ことで、被害お状況を確認することにしました。
結果的に被害はなさそうでよかった、というところです。
現時点(17:30 JST)ではインシデントは解消の方向のようです。
朝のインシデントがアドバイザリーに変わっています。
図2:サービス正常性の画面スナップ
詳細を開いてみると55%でfixのデプロイが完了している、と書かれています。翻訳しますと、全世界のユーザーにプロブラムの修正を適用しているんだけど55%まで終わったよ、ということですから、明日には解消されそうです。Office365の管理画面もだいぶ日本語化されてますが、まだまだ英語が主体です。
図3:メールが送れない、というインシデントの状況の画面スナップ
ともかく何もなくてよかったです。
本日は「サポート業務ってこんな感じです」という内容でした。
さて「こんなこと必要なの?」という方がいらっしゃるかもしれません。
Office365はかなり堅牢なシステムに分類できるかと思うのですが、長いこと大手でシステム運用をしてきた経験から申しまして、「誰かが見ていないといけない」のですよね。
オクトパスにご興味をもっていただいた方には、以下のリンクから詳細をご覧いただければ幸いです
平成29年度川越市KOEDO E-PRO 認定: 統合ITプラットフォーム オクトパス
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