【お知らせ】イー・レンジャーかわら版(2024年7月号: ひさしぶりにAWS Summitにいってきました )を発行しました。
最終更新日: 2024/06/25 4:22pm
こんにちは。
小高です。
6/20,21の2日間、幕張メッセでAWS Summitが開催されました。
Summitと言っても会議のようなものではなく、AWS(Amazon Web Services)が主催するお祭り(??)で、主に以下の内容となっています。
・基調講演:AWSのCTO(ボゲルスさん)がトップライナーで話します。
・大量の講演:AWSには200以上のサービスがあると言われており、それらの活用事例などなど
・AWS事例、パートナー展示:AWSを活用したシステムの現物、パートナーが提供する(IT屋向け)サービスの展示
弊社は、創業時(2009年)に(北米リージョンの)AWSを使っていたくらいの「AWS好き」。
「仮想化されたLinuxのサーバーを従量課金制で使える」というAWSのコンセプトに痺れた口です。AWSのIaaSが見せてくれた希望や感動がなかったら、会社をやっていなかったかもしれません。
そんなわけで、以前、AWS Summitが新高輪プリンスホテルで開催されていた頃には毎年行っていましたが、規模が大きくなり幕張メッセに場所を移してからは「エンタープライズ向け(従業員が数千〜数万人規模の会社)」の傾向が強くなってしまったのが残念で、足が遠のいていました。
さて、AWS Summitも他の展示会同様、「生成AI」が一番のトピックスでした。
AWSは(openAI+Microsoftの)ChatGPTに対抗する形で、Anthoropic(アンソロピック)社に出資をしています。
また、AWSの生成AIサービスは「Amazon Bedrock(アマゾン・ベッドロック)」というサービス名で提供されています。
Amazon Bedrockでは、(ChatGPTと違い)いろいろなモデル(AnthoropicのClaude、FacebookのLLama、Stable-Diffusuin、AmazonのTitanなどなど)から好きなものをチョイスする、というやり方になっています。
これに対して、基調講演の中でCTOのボゲルスさんがML(サービス名:Amazon Sagemakerなど)について熱心に語っていたのが印象的でした。
生成AIが出てくるまで、これらMLがAIと呼ばれていましたし、有用性は証明されています。
ボゲルスさんの言ったように、一歩引いて冷静に生成AIを考えるのもまた必要なことかと思えました。
以下のリンクからご覧ください。
過去のかわら版は下のリンク先にありますのでご覧いただけると嬉しいです。
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