【ITサポート】オクトパスがGoogle Analyticsなどに対応しました。
最終更新日: 2018/02/16 11:24am
こんにちは。経理の小高です。
ホームページを制作していてブログの更新が滞ってしまいました。今日は昨年末から機能拡張を行っているオクトパスについてです。
長くなりますので、今回から2回にわけてご紹介させていただきます。
さて。
弊社で一番古くからご利用いただいているサービスが、ホームページ制作とその後の管理(サーバーメンテナンスやページの更新作業など)です。制作実績のページに記載させていただいておりますが、小江戸川越環境協会様、小江戸ハーフマラソン様といった公のホームページや、製造業様や小売業様の通販サイトなど制作、管理させていただいております。
オクトパスをリリースした当初、「ホームページ」という括りでは「ウェブサーバーの管理」作業をオクトパスに取り込みました。
そして、昨年末より、これを拡張して、オクトパスに(可能な限り)「Googleが保有し、APIで提供をしているメトリクス」を取り込む、開発をしてきました。ここで「Googleのメトリクス」というのは、
- Google Analytics
- Google Search Console
- Google Pagespeed Insights
といったサービスで提供される「ページビュー」、サイトの「スコア」などの情報です。
ホームページの管理とこれらのメトリクスは切っても切り離せませんから、これらもオクトパスに飲み込ませてしまおう、というわけです。
また、これらの中で特にGoogle Analyticsは大量の情報を提供してくれるが故に、逆に(見方が)難しい、という難点がありますので、弊社で使っている切り口で統一的に情報を整理すること、にも注意しました。
オクトパスとお客様のホームページ、そしてGoogleの関係を簡単に図に表したのが下図です。
旧来のオクトパスは、お客様のホームページが稼働するWebサーバーを巡回して、その状態を表す情報を取り込んでいました(図中の①のルート)。新しい機能は、これに加えてGoogleに問い合わせをおこなって、Googleが持っている情報を取得します(図中の②のルート)。
それでは、実際の画面を紹介します。
Google Search Console
まず最初はGoogle Search Console中にあるサイトマップ情報です。Googleにも同様の画面がありますが、インデックス数とその推移、クロールエラー数といった情報を1画面で見られるようにしています。
Google Analytics
次はおなじみのGoogle Analyticsです。Google Analyticsでは、サイトがどれくらい見られているのか、どのようにみられているのか、を調べることができます。
たくさんの指標が用意されていて、いろいろな切り口(ディメンション:Dimension)で見ることができるですが、逆に言うと「見方の難しい」ツールでもあります。
これを簡略化するために、弊社で標準的に用いているメトリクスとディメンションを1枚でみることができるようにしています。
Google Search Analytics
3つ目がGoogle Search Analyticsです。これは、「Google検索とホームページの関係の強さ」を調べるツールで、とても興味深い情報を提供してくれます。抽象的な言い回しになりましたが、これによって
- どんな検索ワードで何位くらいにヒットしているのか
- Google検索でページがどれくらい表示されているのか
- どのくらいの割合でクリックされているのか
といった情報を得ることができますので、
- 検索意図がホームページの目標にあっているか
- ユーザーを本当に誘導したいページが検索に現れているか
など、サイト運営に欠かせないツールです。Google Analytics同様、この画面も1ページに集約しています。
Google Pagespeed Insights
最後がGoogle Pagespeed Insightsです。これはGoogleによる「サイトのスピード評価」です。
Googleはサイトの表示速度をとても重要視していますので、SEO的にも重要なツールです。
通常、製作時にこのツールで評価しますが、ホームページの表示速度は時間とともに劣化する傾向(とくにワードプレスのようなデータベースを使うもの)にありますし、Googleが採点基準を変える可能性もありますので、オクトパスで定期的(現在は1日1回)に検査します。
駆け足で、本日は「こんな機能をリリースしたよ」程度にご紹介させていただきました。
すでに、ホームページの管理をご契約いただいているお客様のすべてについて、これらのメトリクスを取り込むテストを継続して行っています。
本番サーバーで稼働させて1ヶ月以上経過していますが、インターフェイスの不具合など軽微な不具合を除き、ほぼ問題は解消したと判断しています。
また、弊社の営業がお邪魔した際にはこの画面を見ていろいろご提案差し上げられるようになっております。
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