【AI画伯】AIで川越を描く。Pytorch版GatysのStyle Transferアルゴリズム
最終更新日: 2022/07/07 11:19am
こんにちは、経理の小高です。
3年ほど前に一生懸命やっていた「AIアート」。
これをしばらく前にChainerからPythorchに移植して、あーのこーのと研究(実験)しています。
以前に作成したものよりも数段(小高個人として)いい絵ができるようになったので、いくつかキャンバスに印刷して会社の来客スペースに飾りました。
下は小さい(S0)に印刷したもののコラージュ。
下は少し大きめ(S4)のものたちです。
技術的には 2015年-2017年にPaperやPre-Printで出た「L.Gatysを中心としたStyle Transfer」というアルゴリズムがもとになっています。
以下のリンクはその解説ですが長すぎ。
リンク:【AI】名画で川越を変換する。A Neural Algorithm of Artistic Style概論 (2018/05/04)
Gatysの研究とその周辺研究によるアルゴリズムをプログラミングして、弊社のGPUマシンで作成しています。
2018年当時は国産AIフレームワークChainerを使っていましたが、Chainerが開発終了してしまったためPytorchに移植しました。
Pytorch版のStyle Transferの実装もオープンソース版が出回っているのですが、Gatysの論文に忠実でないため採用していません。
2018年当時と比較して「AI」というのは当たり前になったというか、胡散くささがましたというか、そんな感がありますが、個人的にアートのエリアはAIらしさが発揮される領域(AIによるアルゴリズムが旧来のアルゴリズムと一線を画す領域)という考えは変わりません。
現在、これらの画像そのものやその派生物(ノベルティー商品)などで新しい仕事ができないか模索しているところです。
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