【ホームページ】Google Analyticsをオクトパスに取り込んで簡単に見れるようにしました
最終更新日: 2018/03/14 6:38pm
こんにちは。経理の小高です。
今日は、前日のブログ「【ITサポート】オクトパスがGoogle Analyticsなどに対応しました」の続編です。
先のブログでは、オクトパスにGoogle AnalyticsやSearch Consoleの情報を取り込むようにしました、と報告いたしました。
昨年秋にオクトパスをリリースしたときには、Webサーバーの状態やリンク切れのチェックといった機能(下図の①のフロー)だけだったのですが、Googleが提供するAPIをつかって、
- Google Analytics
- Google Search Console
- Google Search Analytics
- Google Pagespeed Insights
から情報を取得する(下図の②のフロー)ことで、Googleが提供する各種情報も同じ画面からみれるようになりました。
オクトパスには、メール(マイクロソフト様:Office365)、ウィルス対策ソフト(NTT東日本様:おまかせアンチウィルス)、ファイル共有(ファイルサーバー・ルーターなど)の管理情報も入っていますので、弊社の社員がお客様をご訪問した際に、「ホームページの閲覧状況」や「検索情報」といった情報も一緒にご提供できるようになりました。
ここまで開発したところ、「サーバーのご契約をいただいてないお客様にもアナリティクスのところだけオクトパスに入れられないか」、「お客様に直接見ていただくようにすることはできないか」という要望があがりました。(社長ですが。。。)
そこで、これらが可能なように拡張をしました(というのが、本日の本題です)。
図の上半分は、上に書いたものと同じですが、オクトパスサーバーのレプリカを作って、お客様にはキーを発行してオクトパスの情報をみていただく格好になっています。
それでは具体的にどんな感じになるかというと、以下のような感じになります。以下では、BBネールさんというお客様にご協力(&許可)いただいて、画面を掲載します。
最初はトップページのスナップショットです。5世代保管していて、最新のスナップショットでは「その前との差分」を赤く表示するようになっています。
以下はGoogle Analytics。内容は下の図をご覧いただくのが速いかと。
データはCSVでダウンロードできるようになっています。
下はGoogle Search Analytics。ここから得られる情報は示唆に富んでいます。
次はGoogle Pagespeed Insights。あまり良いスコアが出ていませんので、この情報をもとにサイトを改善をしていきます。
最後が弊社で以前から使っているメトリクスです。ホームページにあるリンク切れをチェックしたり、メタ情報が適切かどうか確認したりできます。この情報はサイト全体をクロールして作成していますので、その生データをCSV形式でダウンロードすることもできます。
ホームページに投稿したり、ページを更新したりする作業は大変です。
Google Analyticsなどから得られる情報はとても励みになりますから、なかなかよいシステムなのではないかな、と思います。(私自身も毎日この画面を確認しています)
最後にご利用までの流れです。とても簡単です。
弊社にご連絡いただいた際に、メールアドレス(ご連絡用)、URLといった基本情報をいただきます。
あとは、お客様のWebサイトのAPI(Google AnalyticsとGoogle Search Console)の利用許可をいただければOKです。この作業はお客様にやっていただくのでも、弊社でやらせていただくのでも構いません。
オクトパスが情報を生成したら、お客様固有のキーを発行してURLをご案内します。そこにアクセスして、利用規約にご同意いただければ画面を閲覧いただけます。
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