Share(シェア)の主要機能と管理
最終更新日: 2022/07/27 10:49am
Shareの基本機能
ご覧いただきどうもありがとうございます。
このページではShareの機能や画面イメージなど一部をご紹介いたします。
まず、ファイルサーバーですので、ファイル(電子データ)を共有することができます(下図左)。
中小規模のお客様向けに最大15名様までのご利用いただけます。
図1:シェアの基本機能
Windows10からは下の図のように普通のドライブに見えます。
図2:Windows10のエクスプローラーで見たところ(サンプル)
また、ファイルの利用権限を設定することもできます。
Shareのリモートアクセス機能
VPN機能(オプション)を使うと、Shareに保存したデータを外出先から利用することができます。
下の図はiPhoneでShareのフォルダーを見たところです。
たとえば、ファックス受信簿をShareにおくことで、FAX を社外からみることができるようになります。
図3:iPhoneでShareのフォルダーを見たところ(サンプル)
リンク:「Share(シェア):バックアップにこだわったファイルサーバー」へ戻る。
Shareの管理はすべておまかせ
Shareの管理は完全に弊社におまかせいただきます。
筐体(箱)の中に2つのハードディスクが搭載されています。その一方はデータの保存のために利用され、もう一方に1日1回データが完全にコピーされます。(これが、下の図のローカルバックアップです)
また、Share本体の
- 停止
- ハードディスクの容量不足
- サービスの稼働状況
- バックアップ処理の実行結果
などなどのトラブルやイベント、状況はすべてイー・レンジャーが監視しています。
図4:Shareの運用監視のイメージ
Shareの監視は
- zabbix: 緊急性の高い情報(アラートなど)
- オクトパス: バックアップの保証や統計情報の取得など
の2つのシステムで行っています。
下はオクトパスにおける「Share用のモニター画面」です。イーレンジャーではこれらの情報からにShareの可用性の維持、安全性のチェックを行っています。
図5−1:オクトパスでのShareの運用監視画面(サンプル)
下は、弊社事務所に設置されたzabbixの警報画面(サンプル)です。
Shareの停止は一目でわかるようにここへ通知されます。
図5-2:zabbixの運用監視画面(サンプル)
Shareのセキュリティ対策
Shareには標準でウィルス対策ソフト(オープンソース版)がインストールされています。
この他に、(このクラスのファイル共有装置には珍しい)「監査機能」を持っています。
監査機能では
- ファイルの閲覧・変更・削除の経歴
- Shareへのログイン履歴
- 特権ユーザーのコマンド発行履歴
- VPN接続履歴
を最大2年間クラウドに保管します。
標準機能ではこれらの情報は蓄積されるだけでご利用者様がみることはできません。イーレンジャーではこれらを検索可能です。
これらの機能があるのは「情報が(従業員によって)持ち出しされてしまった(かもしれない)」といった事案が発生した場合に備えてのことです。
中小規模の事業所様は(大企業を比較して)人の出入りが多いですから、逆に「監査データが取得されていることを従業員に周知する」ことで情報漏洩リスクを低下させることが期待できます。
図6:Shareのセキュリティ機能
Shareご導入までの流れ
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